2009年11月17日

【報告】大人女子部第2回企画「陶器を愉しむ―器づくり体験と季節の日本料理を堪能」が開催されました。

10月31日(土)、東海地区女性校友有志の集まり・大人女子部第2回企画として名古屋市中区栄の料亭つたもにて開催の「陶器を愉しむ―器づくり体験と季節の日本料理を堪能」に参加してまいりました。
由緒ある料亭で、陶芸芸術と季節の料理を楽しめる、知的で季節感のあるよくばりな企画となりました。

今回は、岐阜県からは事務局長房野麻紀子氏はじめ2名、また、愛知県からは事務局スタッフ2名のあわせて4名での参加となりました。

講師は陶芸家・塚本治彦先生。温かみと味わいある美濃焼(織部)作家の塚本先生による、穏やかでわかりやすい説明にそって、私たち初心者の参加者も、それぞれぐいのみづくりに挑戦しました。
エプロン姿で机にむかって、素材の土をねったり形作ったりデザインを書き込んだりする中で、ひんやりとしていた素材が次第に体温であたたまり優しさがうまれてきます。
きちんと作品になるだろうかと、最初に感じていた不安な気持ちはいつしかどこかへいってしまい、一同、自然と作品づくりに没頭しておりました。普段の生活にはない新鮮な緊張感でした。
「織部の色は、釉薬の配合によっても違ってきますし、たとえ配合が同じであっても焼きによって全く違ってきます。」と塚本先生。
ほかにも一般のお客様が大勢いらっしゃり、最後には実にそれぞれ個性的な作品ができあがりました。
乾燥後、塚本先生によるくり抜き・釉薬塗り・焼きあげをへて、後日、参加者の手元に作品がやってくることとなり、作品との再会が楽しみとなりました。

陶芸づくりのあとは、お待ちかね、料亭つたもの料理を味わいながら、美味しく楽しいひとときを過ごすことができました。
「一人ではなかなか来れないけれど、今回は思い切ってきてみたら、とても楽しい時間となった。」と参加者からも喜びの声をきくことができました。
目でも舌でも楽しめる料理に、自分へのご褒美と、寒さを忘れ、一同、心も体も温まる一日となりました。

料亭つたもでは、この後もさまざまなイベントと行っているそうです。
料亭のスタッフも社長の深田様はじめみなさま素敵な方ばかりで、大変有意義な時間を過ごせると思います。
ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

大人女子部では、女性校友が少人数でも集まり楽しみやすいイベントをこれからも企画していきたいと考えております。
一般の女性校友はもちろん、ふだん育児や家事でお忙しい主婦校友・ママ校友のみなさんの帰る場所としても活用頂けるような場となれば嬉しいとの思いを胸に、これからも企画を進めてまいります。今後もどうぞ暖かく見守って頂き、ご都合がよろしければぜひご参加ください。

事務局 大倉昌子